仙川キリスト教会研修会資料                  2006.02.19

                <担当> 篠原健治牧師
                (元 当教会協力牧師、現在、日野神明伝道所牧師)

<ディボーションの勧め>

 

I. はじめに(コリント一 12:27)

 

2.ディボーションの流れ

 第1ステップ:「静まる」時−神の前に静まり聖霊の助けを求める。
 第2ステップ:「讃美」の時−神様を心から讃える。
 第3ステップ:「祈り」の時−心を主に向け、多くの心配、思い煩いから解放され、
        主を心から礼拝する恵みに導かれる。
 第4ステップ:「聖書の御言葉を読む」時
(1)内容を細かく心を込めて読んいく−精読
(2)聖書の意味がはっきりと理解できるよう、前後関係、聖書全体の教えから内容を正しく解釈していく−理解
(3)読んだ御言葉から自分自身がどう生きるか、何をすべきかを問い、祈りを通して、 実践への主の助けを求める−適応
 第5ステップ:「祈りと讃美」の時
    祈りと讃美でディボーションを閉じ、今日一日「やっていくぞ」と献身を主に告白し、 一日をスタートさせていく。
   日々の積み重ねが、生き生きとしたクリスチャン生活を送る大切な基礎となる!

 

3.ディボーションを手助けしてくれるテキスト(月刊誌)

  『クレイ』(ハーベストタイム・ミニストリーズ)
  『幸いの人』(小牧者出版)

 

II. なぜディボーションが必要なのか

1.詩編81:11−13 父なる神の御声に耳を傾ける。
2.ヨハネ15:4−7 御言葉にとどまるように。
3.テモテへの手紙一3:16−17 御言葉によって成長する。
4.詩編119:105 御言葉を通して、主に導かれる。
5.マルコ1:35 主イエスが父なる神様に祈る。
6.マルコ3:13−15 主イエスが弟子と共におられるために。
 

III.分かち合いのために

1. 分かち合う恵み

(1)ディボーションの恵みは一人でも多くの人と分かち合う時、さらなる力を得る。
(2)教会を形づくる基礎−「御言葉と祈りによる『一致』、『共同体』の形成」

2. 3つの配慮(主にリーダー)

(1)ディボーションを(十分に)やれなかった人への配慮
(2)求道者、バプテスマを受けたばかりの人への配慮
(3)初めて教会に来た人への配慮
  →簡単に第1ステップ〜第5ステップを行う

3.分かち合いの流れ

(1)心をリラックスさせ、自然な雰囲気で
   十分に分かち合えない人(その時には意見がない人)も共にいることを喜ぶ。
(2)聖霊による助けを求める
(3)御言葉の恵みを分かち合う
(4)感謝と祈り
 →あくまでも「分かち合う」ことが目的(リーダーが教えることは避ける)

4.分かち合いのルール(分かち合いの前に毎回確認する)

(1)話された内容を口外しない(秘密を守る)
   特に、「祈りの課題」として扱う時は要注意!
   →分かち合いの場を「安全」な場所にするために
(2)一人1分〜3分で話をする。
(3)リーダーと一人との対話にしない。

 

IV.継続と成長のために

1.ディボーション継続のために

(1)自分の無力さを認める。(マタイ5:3)
   意志の力の限界を知る。
(2)神の力により頼む。(マタイ5:4)
ただ神にすがるのみ
(3)スモールグループを活用する。(マタイ18:20)
   木曜祈祷会など

2.成長を確認する

(1)日々のディボーションの記録をとる。
(2)分かち合いの内容の記録をとる。
(3)記録を振り返る。

 

○ 最後に

(1)ディボーションを通して、救いの確信・喜びを得ていく信仰生活
(2)ディボーションを通して、キリストの体なる教会に「同じ御言葉」「祈り」で
   繋がっている喜び
(3)ディボーションを通して、キリストの体なる教会を現実感を持って体感していく。

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