「礼拝について」資料
2005.9. 18
担当: 篠原健治牧師
(元
当教会協力牧師、現在、日野神明伝道所牧師)
1.はじめに
教会の礼拝になぜ毎主日(日曜)行かなければならないのかと質問されたら…。
→教会(エクレシア)神様に招かれている。〔マタイ22:1−14〕
(1)教会は礼拝のために行く。(午後の奉仕が第一ではない!)(2)主の御言葉を聞くために。〔ルカ10:38−42〕
2.集中した教会、散らされた教会
(1)キリストのからだなる教会「あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。」〔第一コリント12: 27〕
(2)主日に集められた場:集中した教会(共同体的礼拝)
(3)週日でのそれぞれ場:散らされた教会(個人的礼拝)
3.集中した教会(共同体的)での礼拝について
礼拝プログラムを見てみよう。(*は仙川教会にはないもの)
- (1)前奏(奏楽):神の前に静まる時
- (2)招詞 :神からの礼拝への招きの詞
- (3)祈祷 :教会共同体としての賛美・感謝・悔い改め・赦し・執り成しなど
- (4)賛美 :神を讃える
- (5)主の祈り :主イエスが教えて下さった祈り
- (6)使徒信条* :信仰告白(聖書に記述はない−使徒教父によってつくられたもの)
- (7)交読文 :神と人間との御言葉のやり取り(キャッチボール的)
- (8)聖書朗読 :礼拝の中心〔サムエル記上3:10〕
- (9)祈祷 :メッセージのための祈り
- (10)讃美によるメッセージ:単なる聖歌隊による讃美ではない。
- (11)言葉によるメッセージ:聖霊の導き、教会の祈りの中で聖書の御言葉の解き明かし
- 〔詩編119:130〕
- (12)応答賛美 :御言葉への応答
- (13)献金 :神の恵みへの応答 〔マルコ12:41−44〕
- (14)頌栄・祝祷 :(集中した)教会から(散らされた教会)世への派遣
(15)報告・連絡 :神に集中していた思いを隣人に向る。散らされた教会への備え。
礼拝とは
神と人間との応答 隣人と隣人との交わり
4.主日礼拝への備え−どんな工夫をしているか話し合ってみよう
- 1 (主日礼拝の1時間) この約1時間が主日礼拝という事実!
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- 168( 24時間×7日)
(1)前日の土曜日の過ごし方:早めに寝る。祈りをする。
(2)教会学校、祈祷会、家庭集会、その他の集会はすべて主日礼拝のためにある。
5.主日礼拝に参加できない時は…
(1)周りの協力を得る−病気、体の不自由な人など。(2)テープ、HP等の活用など。
6.礼拝中の配慮
(1)礼拝に遅刻しない。(求道者は見ている)『「説教」に間に合えばいい』は、礼拝への参加とは言い難い。
(2)祈りの最中は、入室を遠慮する。
(3)礼拝開始、5分前には着席し、静かに祈りながら礼拝を待つ。
(4)極力前に座る。後から来た人が、前に座らなくてもいいための配慮。
(5)聖書箇所、讃美歌集、交読文が分からない方などへの配慮。
7.最後に
(1)礼拝は真剣に求め、獲得するもの−「求めなさい、そうすれば与えられる」(2)一人一人が礼拝を捧げる重要な役割を果たしている。
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