【主日礼拝メッセージ 】                                                            2016年4月17日 

神の法則
     

箴言13章21節

山岸 明牧師


 聖書には「種蒔きと収穫」の法則が出てきます。種を蒔けば収穫のときが来る。種を蒔かなければ収穫はない。とても分かりやすく、単純明快です。更に良い種を蒔けば良い実がなり、悪い種を蒔けば悪い実がなる。聖書全般を通しこれらはすべて神の法則であることが分かります。

 最初に聖書全体を通して語られている法則として、与えることがもたらす祝福です。「神は、その独り子をお与えになるほどに、世を愛された」(ヨハネ3: 16)とあるように、この神の法則に従うものは、十字架の愛に押し出され、自ら「受けるより与えるほうが幸いである」(使徒20:35)という人生を確信 をもって祝福のうちに歩むことができます。

 次に聖書では献金も“種まき”きに譬えています。「惜しんでわずかしか種を蒔かない者は、刈り入れもわずかで、惜しまず豊かに蒔く人は、刈り入れも豊か です」(コリント二9:6)。私たちの財産はだれから与えられたものでしょうか。それは神様から与えられたものです。これがクリスチャンの考え方です。 「十分の一の献げ物をすべて倉に運び、わたしの家に食物があるようにせよ。これによって、わたしを試してみよと、万軍の主は言われる。必ず、わたしはあな たたちのために天の窓を開き、祝福を限りなく注ぐだろう」(マラキ3:10)。とある神の法則に従って、信じて十分の一の献金をささげてみよう。必ず天の 窓が開かれ祝福の恵みを受けます。

 最後に聖書は伝道も“種まき”きに譬えています。「種を蒔く人は、神の言葉を蒔くのである」(マルコ4:14)。伝道で蒔かれる御言葉の種には命があり ます。「この御言葉には、あなた方の魂を救うことができます」(ヤコブ1:21)。とあるように、私たちも伝道で蒔かれた種によって救われたのです。同じ ように救いを必要としている方々がたくさんいます。「風向きを気にすれば種は撒けない。雲行きを気にすれば刈り入れはできない。」(コヘレト11:4)。 御言葉の種を蒔き続け、一緒に刈り取りの恵みに与かりましょう。ハレルヤ 感謝して