【主日礼拝メッセージ 】  召天者記念礼拝                                                                2016年11月20日 

               『永遠の命を信じる』     
ヨハネによる福音書3章16−21節

山岸 明牧師

使徒信条
我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生まれ、ポンテ オ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬(ほうむ)られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天にのぼり、全 能の父なる神の右に座したまえり、かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審(さば)きたまわん。我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、 罪の赦し、身体のよみがえり、永遠(とこしえ)の生命を信ず。アーメン。

この使徒信条は2世紀後半につくられたと言われている信仰告白文です。私たちクリスチャンが何を信じているのかはっきりと示されたものです。この信条の最 後に「永遠の命を信ず」とあります。私たちは永遠の命を信じています。では、永遠の命をお持ちでしょうか?主イエスが来られたのは、私たちが「永遠の命」 を得るためだと聖書は言います。

永遠の命とは何でしょう。「永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです」(ヨハネ 17:3)。永遠の命とは過去・現在・未来といった時間の流れの中に存在するのではなく「わたしはアルファであり、オメガである。最初の者にして、最後の 者、初めであり、終わりである」(ヨハネ黙示録22:13)。と仰せられた永遠なる神と共にあるとき、すでに永遠の命に生きているのです。故に永遠の命は 死んだときに与えられるものではないのです。肉体は朽ち果てても魂は永遠に神と共に生きるのです。

主イエスは仰された「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3:16)。あなたは永遠の命を得ていますか。そして永遠の命を信じますか。