主日礼拝メッセージ                                                                                   2018年04月29日 

                         
教会の使命  そのB  伝道

ローマ信徒への手紙10章14−21節 
                                                                                                   山岸 明牧師
                           
 一人の人が信仰の決断にいたるまでには様々な準備があります。種を蒔いて、育て、そして、刈り取るという穀物の世界と同じように、伝道においても人が救われるまでには、耕し、種を蒔き、育てる、これがなければ収穫はありえません。

 伝道には色々な方法、また時代によってやり方も変わってきますが、大切なのは私たちが主イエスの『証人』となり、自分の体験を証しする事です。すなわ ち、見た事、聞いた事、体験した事を明らかにする事です。議論する事ではありません。説得する事でもありません。納得させる事でもありません。私たちはキ リストの弁護人ではありません。キリストの救いの体験をそのまま証言することです。ありのまま、自分の失敗、弱さ、愚かさを隠さないで話すとき、相手は安 心します。また主イエスと出会って、今の私はこうですと言う証しを聞けたら、どんなに勇気づけられるでしょう。

 聖書に「あなたがたの抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備えていなさい」(ペトロ一3:6)と仰せられています。証し人として「準備」をしておきましょう。

@    主イエスに出会う前の生活はどうだったか、
私の考え、態度、そのとき大切にしていたものは。生きがいは何だったか。
A    そんな私がどうして主イエスを信じるようになったのか。
自らの出来事を通して、どのように主イエスに心を向けるようになったのか。
B    主イエスを信じることによって克服できた問題は何か
C    主イエスを信じることによって与えられたものは何か

 あるアンケートによると、自分が教会にいくようになったきっかけは『友達に誘われて、家族に誘われて』が多い、完全に一人で、またチラシを見てという方 もいますが、その場合でも、クリスチャン作家の本を読んだことがあるとか、間接的にクリスチャンと関係がある事が多いようです。それはクリスチャン一人一 人の地道な生活の場での生きた証しがあったからです。今日からあなたもキリストの証人として、この礼拝から遣わされていきます。

               

 
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