主日礼拝メッセージ                                                                                   2018年12月30日 

『不満から感謝へ
コリントの信徒への手紙(二) 12章1-11節
                                                                              山岸 明牧師
  感謝は恵みから生まれます。恵みが分れば分るほど、そこから感謝が生まれてきます。では恵みとは何でしょうか?恵みとは無代価で、無条件で、一方的に与え られるものです。この世の中にそんな恵があるのかと思いますが、実に私たちは恵みにとり囲まれているのです。天地万物のエネルギー。自然の恵み、私たちが 呼吸することも恵みなのです。

このようにたくさんの恵みを頂きながら日々の営みをしていますが、私たちに与えられた一番の恵みは何でしょうか?それはイエス・キリストです。クリスマス は神様が私たちのために救い主なら御子イエスを与えてくださったときです。「神はその独り子を世にお与えになったほどに世を愛された」(ヨハネ3: 16)。主イエスこそ最高の恵み。

私たちがこの恵みを忘れるとき、それは感謝を無くすとき。この恵みから目を離すとき、それは人間にとって最も危険なとき、なぜなら、神から離れ何でも自分 で出来ると過信してしまうから。恵みを忘れるとき、それは人間にとって最も高ぶっているとき。私たちはいつも感謝に満ち溢れている者となりたい。

この世は激しく移り変わっていきます。しかし、主イエスの救いは永遠に変わる事はありません。主イエスを信じて救われたこと、罪が赦されたこと、私たちが 愛されているという事は、どんな事があっても変わりません。この恵みは永遠に変わりません。故に私たちはいつでも感謝する事ができるのです。

私たちはこの恵みを十分に受け止めているでしょうか。この愛をしっかりと受け取っているでしょうか。主イエスをあなたの心に受け入れていますか。十字架の 救いを受け入れていますか。あなたは罪が赦されたことを受け入れていますか。あなたは自分が愛されていることを信じていますか。主イエスは仰せられました 「私の恵みはあなたに十分だ」その事を信じていきましょう。この恵みを自分のものとしたら不満から感謝に変わります。        
               

 
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