礼拝メッセージ                                                                                   2019年05月26日 


聖霊ってなに?
ヨハネによる福音書14章15−24節
山岸 明牧師
                            

  聖霊はどういうお方なのか?
 聖霊は神ご自身であり、私たちが個人的に関係を持つ事のできる人格を持ったお方です。また私たちを指導し、助け、力づけ、神の真理を教えてくださいま す。主イエスは聖霊についてヨハネ福音書14・16章で語られています。「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒 にいるようにしてくださる。」(14:16)。次に「しかし、わたしが去って行くのは、あなたがたのためになる。わたしが去って行かなければ、弁護者はあ なたがたのところには来ないからである。」(16:7)

 「弁護者」とは聖霊のことであり、他にも「助け主」「慰め主」「真理の霊」とも言われている。「その方が来られると、あなたがたにすべてのことを教え、 わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。」聖霊は私たちに必要なときに必要な御言葉を思いださせてくださる。皆さんはそのような体験はあ りますか。以前、聞いた御言葉がふと思い出される事です。私はたくさん経験しました。怒りで人を裁いている時に「あなたは兄弟の目にあるおがくずは見える のに、なぜ自分の目の中にある丸太に気づかないのか」が思い起こされ、裁いている自分から解放されたことがあります。

 思い悩んで必要以上に将来を心配している時に「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。」が思い起こされ荷が軽くなった事もありま した。何かを始めようとするとき、何かにチャレンジしようとするとき、何かを決断しなければならないとき、恐れに支配され暗い顔をしていたとき「恐れる な、わたしがあなたと共にいる。」が思い起こされ、主に委ねつつ勇気を持って決断、また新しい一歩を踏み出した事もありました。

 更に私の存在理由も教えて下さった。何故この世に生まれて来たのか、私の生きている意味は、人生を終えた後に人はどこに行くのか。社会では色々な事が言 われているが真実はどうなのか。聖霊はそのとき、私に必要な御言葉を思い起こさせてくださった。まさに聖霊は「助け主」・「慰め主」・「真理の霊」・「弁 護者」として、私たちを助け導いてくださるのです。

               

 
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