アドベント第3週 主日礼拝メッセージ                                                                           2019年12月15日 

神は愛です

ヨハネの手紙(一)4章7−12節(新約 p445)

山岸 明牧師


 多 くの人が愛されたいと願いと、満たされないという悩みを持っている。一方で、人をもっと愛したいという悩みを持つ人は少ない。皆さんはどうでしょうか?愛 されないという悩みではなく、愛せないという痛み苦しみです。私はなぜ、妻を、夫を、家族を、兄弟姉妹を、友人を心から愛し続ける事ができないのか。それ は、私たちが愛の人ではないという証拠です。

 人間の愛はどんなに純粋に見えても、どこか計算ずくで、気まぐれで、もろくて、残酷さや、冷酷さが同居し、人を傷つけ、奪って行く、私の中に自己中心の 罪があって、愛に生きられないようにしているのです。私たちが本当の愛を願い求めるなら、愛そのものである神を知り、その愛を受けなくてはなりません。な ぜなら「神は愛だからです。」(8)

 人は愛なしで生きる事ができません。言い換えれば、人は神なしで生きられないのです。神を無視して愛を築こうとしてもできないのです。そんな私たちを救 うために神が人間の姿になり、この世に来て下さった。それがクリスマスです。「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によぅて、わたしたちが生 きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。」(ヨハネ(一)4:9)

 私たちが愛を持とうとしたら、本当の愛の持ち主である神と出会い、その愛を受けること、愛は自動的に与えられるものではありません。愛の人になりたいと 思う事です。シンプルな質問ですが、あなたは神に愛されていると信じていますか?信じられない、分らないと言う方は、神を求めて見てください。必ず分りま す。あなたは愛され、赦されていることが。

 神に愛されていると信じているならば、今度は愛する生き方に転換していきましょう。それが、神が私たちに求めている生き方です。愛するというチャレンジ です。人生には悩みがあります。でも、どうせ悩むなら、もっと愛されたいという悩みではなく、どうしたら愛せるか、赦せるかで悩みたい。どうしたら主イエ スの心を持って生きられるか、そのことで悩めたら最高の人生です。




 
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