主日(長寿感謝)礼拝メッセージ
2021年09月19日
皆さんは最近、大笑いをしましたか?笑いは健康にも良いことはご存じだと思います。笑うことはストレスの軽減になり、免疫力も高めると言われます。笑い
は自分自身にとっても周りにとっても良い効果を与えます。聖書には主イエスが笑ったとい記事はありません。何故?それは主イエスがあたり前のように笑って
いたからではないでしょうか。いつも微笑んでいた主イエスが怒ったので、また涙を流したので、聖書に記されたのではないでしょうか。
主イエスの回りにはいつも多くの群衆がいました。また子どもたちもいました。もし、主イエスがいつも不機嫌で険しい顔をしていたら、きっと誰も近づかな
かったでしょう。また主イエスは罪人と言われる人たちと食事をしたり、徴税人ザアカイの家に泊まったときも、きっと笑いながら食事を共にしたでしょう。主
イエスは人々に微笑みかけながら、人々を喜びと信頼の中に引き入れていったのです。
主イエスは私たちにも、笑いの人生を歩んでほしいと願っています。ただ私たちは、いつも心が平穏ではありません。人の言葉や態度に傷ついたり、物事が思
うようにいかずに心騒がせてしまうときがあります。体調の悪い時などもそうです。笑顔で生きることも、それを神が望まれていると分かっていても、喜びや、
悲しみを自分ではどうする事もできないときがあります。
神は私たちがどのような境遇の中にあろうとも、喜び、笑顔で生きることができるようにと聖書を与えてくださった。福音は良き知らせ、喜びの知らせです。
聖書の中には神の愛が充満しています。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、
御子によって世が救われるためである。」(ヨハネ3:16―17)
あの十字架と復活を通し、「わたしは世に勝利した」と宣言してくださったこの主イエスと共に生きるとき、私たちの心に十字架を通し、主イエスからの喜び
の力が湧き上がり、私の心を平安で満たしてくださる。その約束の言葉が「今、泣いている人々は、幸いである、あなたがたは笑うようになる。」(21)
人生、笑って生きよう。
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