主日礼拝メッセージ                                                                            2022年2月20日 

「 教会の使命(3)伝道 すること 」


山岸 明牧師

テモテへの手紙㈡ 4章 1 5 節 (新約 p 394)
「御 葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。
とがめ、戒め、励みなさい。忍 強く、十分に教えるのです。」



  主イエスと弟子たちの歩みは伝道の旅でした。全ての人が信じたかと言うと、むしろ信じない人が多かった。では主イエスの伝道は失敗だったか?
ペンテコステ(聖霊降臨)の日にペトロが説教をすると、三千人以上の人たちが主イエスを信じバプテスマを受けた。その人々の中には、以前に主イエスや弟子 たちから福音を聞いた人たちがたくさんいたと思う。伝道は後に実を結ぶのです。聖書には「種まきと収穫」の法則があります。種を蒔いて刈り取るということ です。伝道も種を蒔き収穫を向かえるのです。故に私たちは折がよくても悪くても、御言葉を宣べ伝えるのです。

  次に、伝道には色々な方法がありますが、大切なのは主イエスの『証人』となることです。証人とは事実を証明する人のこと。議論することでも、説得すること でも、納得させることでもありません。私たちは主イエスの弁護人ではないのです。ただ、自らの救いの体験をそのまま証言することです。それは主イエスと出 会ってどう変わったのか、(考え方、物事のとらえ方、生き方)などです。あなたの証しは相手の記憶に残ります。

 最後に証人としての「準備」をしておくこと。
聖書に「あなたがたの抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備えていなさい。」(ペトロ一3:6)とある。
・主イエスと出会う前の生活はどうだったか、
何を大切にしていたのか。あなたの生き方はどうだったか。

・主イエスを信じることによって変わったことは何か。
自分のセルフイメージが変わった。生きる力が与えられた。死への意識が変わった、などです。「ところで、信じたことのない方を、どうして呼び求められよ う。聞いたことのない方を、どうして信じられよう。また、宣べ伝える人がいなければ、どうして聞くことができよう。」(ローマ10:14)人々が求めよう が求めまいが、人々が受け入れようが受け入れまいが、私たちはそれぞれの場所で御言葉を宣べ伝えていくのです。



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