主日礼拝メッセージ 2023年1月29日
主今日の箇所に「だから、わたしの愛する人たち、いつも従順であったように、わたしが共にいるときだけでなく、いない今はなおさら従順でいて、恐れおののきつつ自分の救いを達成するように努めなさい。」(13)と言われています。 _
救いは自分の力や努力によって勝ち取れるものでないことを聖書ははっきりと言っています。だがパウロはここで「救いを達成するように努めなさい。」と言います。何か矛盾しているように聞こえますが、そうではなく、パウロはイエス・キリストを信じて救われた。「本当に良かった。」それで終わりではなく、信仰の成長を目指して歩みは続くのです。 _
もちろん成長させてくださるのは神ですが、私たちも自分の成長には積極的に参加していかなければいけません。「わ たしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。大切なのは、植える者でも、水を注ぐ者でもなく、成長させてくださるのは神で す。植える者と水を注ぐ者とは一つですが、それぞれが働きに応じて自分の報酬を受け取ることになります。」(コリント一3:6-8) _
私の成長は神との共同作業です。そこで私の役割をしっかり担っていくことが大切です。成長には時に苦しみや痛みも伴います。不平や理屈を言いたくなること があります。しかし、主イエスが従順であったように、私たちも主イエスに従順に従い、クリスチャンの歩みを全うしていきましょう。 _
特に信仰の恵みが分からなくなってきた時こそ、霊の目を覚まして信仰の原点に返り、信仰の達成へと心を向け、力を注ぐのです。「こうして、わたしは、自分が走ったことが無駄でなく、労苦したことも無駄でなかったと、キリストの日に誇ることができるでしょう」(16)神
のために、教会のため従順に従って行こうとするとき、また奉仕をしていくとき、自分のしていることが空しく、無駄に感じてしまうこともある、苦労もある、
投げ出したくなることもある、でも、それは神が成長させてくださっているといる時です。パウロは言った。神の恵みに目を向け喜んで従って行こう。