【主日礼拝 】                                  2012年10月21日 

『真理・道・命:教会学校の中心』 

 ヨハネによる福音書 8章31-32節, 14章6-7節 (新約 p.182, 196)

吉野輝雄執事

 「真理はあなたたちを自由にする」を実感をもって理解していますか?聖書がここで伝えようとしているメッセージを受け止め、教会学校の目的と関連づけて共に考えてみましょう。この言葉は、大学の図書館や講演などでよく取り上げられますが、「真理はわれらを自由にする」「自由な心が真理探究の基礎である」と言われる場合があります。違いが分かりますか?今日は聖書の言う「真理とは?」について考えます。
 教会学校は何のためにあるのでしょうか?あなたが教会学校に出席する理由は何ですか?出席しない理由は何ですか?教会学校出席は、あなたの日々の生活、人生、信仰に意味があると証しできますか?仙川教会では礼拝出席者の約6割の人が教会学校に出席しています。出席できるできないという都合は別にして、教会学校に出席して良かったという証しを共有すると、出席する意味が顕れ、私も出席しようという思いが“伝染”すると思います。
 今日は、生きる力の源である「真理」を学ぶために教会学校があるというメッセージを語ります。結論的に言うと、時代、所、状況によって変わらない真の生き方(道)を求めるのは神に創られた人間の本性に由来します(コへレトの言葉 3:11)。人は神との出会いを求める心を持っているので、神の前に出て礼拝し、教会学校で神の御心を知ろうとし、信仰(神と結ばれた生活)の喜び、悲しみ、悩み、希望を分かち合える人と場所を求めます。「真理・道・命」であるイエス・キリストを信じ、永遠に変わらぬ真理を求める者を神は愛し、真理の御霊が罪の束縛から自由にして新しい命に生きる人へと変え、どんな状況の中でも生きぬく力と智恵を与えます。これが聖書の約束です(ヨハネ16:13)。同信の友、求道者と共に生きる道を探り、何とか真の命に生きる人生を生き続けたい、それが教会学校に出席する理由です、と言える者となりましょう。

 メッセージ原稿全文(pdf)


 
福音メッセージ一覧
戻る