【主日礼拝 】 三鷹教会員の訪問礼拝                        2013年2月17日 

 『主のもとに喜んで帰る』 

ルカによる福音書10章1-12,17-20節

秋山献一牧師(三鷹教会)

 本日、仙川キリスト教会と相互訪問ができまることは三鷹バプテスト教会にとって大きな喜びです。それはまず10月21日に仙川キリスト教会が惜しみなく山岸明牧師、中川幹さん、オハナの皆さんを私たちの教会に遣わしてくださったからです。

 そして来ていただいた後、私たち教会の意識は変わったように思います。まず礼拝での執事たちの祈りが変わりました。これまでは「世界の諸教会のために」と祈るところを「先日来てくださった仙川教会、また近隣の教会」とより具体的に祈れるようになりました。そして教会での会話の中で仙川教会に訪問する事が話題になることが多くありました。「だれが行くのだろうか?」そのことが皆の関心になり、行く者が決まるとその人たちのために祈る事が始まりました。
 
 改めて私は教会と教会が出会うところに神からの大きな恵みがあることを教えられました。そして実はこの恵みは聖書の中でイエスの弟子たちが体験した出来事でもあります。ルカ福音書でイエスは弟子たちに平和の子が住む家へと行きなさい、その家に留まりなさい、そしてそこで『神の国は近づいた』と伝えなさいと命じます。そこにイエスに愛された者同士の出会いが起こりました。そして弟子たちは自分たちの働きを喜びながら主イエスのもとに帰ってくるのです。
 
 そして帰ってきた弟子たちは、主から「喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい」と言われます。主イエスは出会う喜びの先に、人が神に覚えられているという大きな喜びがあることを語るのです。仙川教会、三鷹教会が出会う喜びの先に、私たちが神に確かに覚えられている喜びがあることを今日喜んでまいりましょう。


 
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