【礼拝メッセージ 】                                                      2015年11月15日 

 神を信頼する
     

箴言3章5−6節

山岸 明牧師

 神様が私たちに望 んでおられるのは、私たちが神様を信じ、信頼していく事です。それは信仰です。信仰がなければ神様を喜ばす事も、神様とつながりを持つ事も、神様から祝福 を受け取る事もできません。だが、神様を信頼する事ができると、私たちの人生はあらゆる面で自分が想像していた以上に大きく、素晴らしいものとなってきま す。そして、今まで受け取れなかったものをも受け取れるようになるのです。これは信頼ゆえの神様からの恵みです。

 特に信仰の世界はあれこれ考えていても分るものではありません。とにかく飛び込んでみなければ分からないのです。しかし「ああ、そうですか」「はい、分 りました」と、簡単に行けない現実もあります。信じるとか、信頼するというのは口で言うほど簡単ではないということです。

 サーカスで行われる「空中ブランコ」には飛び手と受け手がいます。飛び手は何年たっても数十メートルの高さから飛び出すときに恐怖を感じるそうです。 「落ちたらどうしよう、失敗したらどうしよう」。しかし、最後は受け手を信頼して飛び出すそうです。受け手も、飛び手はみんな自分を信頼して飛び込んでく る、だから「絶対にその手を離さない。よし、思い切って飛んで来い」という意気込みで待っているそうです。神様を信頼する事も同じです。神様のもとに飛び 込んでいって大丈夫かという恐れと不安があります。だが神様は来なさい。わたしはここにいる。あなたを見捨てない。あなたを離さないと言ってくださってい ます。

 「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」(詩37:5)とあります。 忙しい社会に生きている私たちですから、自分を見失わないように、心が貧しくならないように、しっかりと神様の前に立って、自分の心と信仰を点検しましょ う。そして、神様が私に何を望んでおられるのかを探し求め、人生を歩みましょう。ただむやみくもに働くだけでなく、教会にしっかりとつながり、神様の恵み に目を向け、信頼して最善を尽くしましょう。