【主日礼拝】
福音メッセージ
2005年5月15日
聖霊の満たし
使徒言行録2章1-13節
メッセージ:高橋淑郎牧師

今日はペンテコステの出来事(聖霊なる神が地上に降り、キリスト教会を生まれさせて下さった)を記念し、祝う日です。

「突然、激しい風が吹いてくるような音が聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。」と書かれています。

まず、弟子たちは聖霊の降臨を響きで感じました。聖霊は静かに降られたのではありません。激しい風のように凄まじい勢いで臨まれました。 次に弟子たちは、炎のような舌をもって、一人一人の上に丁寧にとどまって下さるのをその目に目撃し、体験しました。「風」も「炎のような舌」も、聖霊ご自身を指すのではなく、聖霊降臨に伴うしるしですが、その意味は重要です。旧約聖書の時代から神は折りにふれて風のような勢いで人々に臨まれました。炎は神に仕える者の罪を清め、舌は神の言葉を賜る預言者として立てられたことを意味しているのです。

こうして弟子たちは「霊」、すなわち聖霊が語らせるままに、他の国々の言葉で話し出しました。話の内容は何かというと、12節にそれを聞いた人が次のような感想を漏らしています。

「彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な御業を語っているのを聞こうとは」と。

「神の偉大な御業」とはイエス・キリストの十字架による贖いの死と復活と御昇天のことです。それによって人類の罪は赦され、清められ、永遠の命を与えられ、神の国への道が開かれたのです。

今やわたしたちはそれを信じるだけで救われるのです。神がこのようにわたしたちを救うすべての段取りをつけてくださったからです。

神は今日あなたにも救いの御手を伸べ、バプテスマへと導いてくださいます。救いの道、永遠の命に至る道はすでに開かれています。あなたが今成すべきことは、ただ神の御手にすがり、イエス・キリストを信じて救いを受け入れること、バプテスマを受けること、これだけでよいのです。

本文は長いのでパソコンでお読み下さい

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