【主日礼拝メッセ−ジ】 2005年9月18日
1.嫉妬されるダニエル
第6章では、三代目ダレイオス王が登場します。ダニエルは、ダレイオス王に仕える大臣の一人でした。ダニエルには優れた霊が宿っていたので、他の大臣や総督よりも秀でており、王はダニエルに国全体を治めさせようとします。
しかし、そのことが大臣や総督の嫉妬を招きます。ダニエルは政務に忠実で、汚点も怠慢もなく、ダニエルを訴え出る口実を見つけることができません。それで彼らは「向こう三十日間、王様を差し置いて他の人間や神に願い事をする者は、だれであれ獅子の洞窟に投げ込まれる」という無茶苦茶な禁令を発布します。しかも、王は、内容をよく吟味せずに、禁令を発布してしまいました。
2.変わらぬダニエル
ダニエルは王が禁令に署名したことを知っていましたが、家に帰るといつものとおり、二階の部屋に上がり、エルサレムに向かって開かれた窓際にひざまずき、日に三度の祈りと賛美を自分の神に捧げました。役人達は、ダニエルが禁令に違反していることを王に通報します。ダレイオス王は、何とかしてダニエルを助けようとしますが、王であっても法律を簡単に変更できません。
3.ライオンがいる洞窟に入れられるダニエル
王は、仕方なくダニエルをライオンがいる洞窟に投げ込みます。王は「お前がいつも拝んでいる神がお前を救ってくださるように」とダニエルに言うことしかできませんでした。夜が明けるとすぐに王は、洞窟へ行き、何の傷も受けていないダニエルを発見します。王はダニエルと喜び合い、ダニエルを陥れた
者たちを妻子もろともライオンの洞窟に投げ込ませました。
4.神への信頼
なぜ、ダニエルは絶体絶命な時でも、平安でいることができたのでしょうか。
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