主日礼拝メッセージ 2018年01月21日
『何かが起こる』
神は仰せられた。「見よ、新しいことをわたしは行う。今や、それは芽生えている。あなたたちはそれを悟らないのか。」(19)新しい事が始まるとき、そこに期待をする人もいれば、不安と恐れを覚える人もいる。何かが起きるとき、そこには期待と不安が入り混じります。
新しい事とは一体どんな事が起きるのか。それは「わたしは荒れ野に道を敷き、砂漠に大河を流れさせる」と言われた。荒れ野とは命が保てないところ。な ぜ、そこには命の源である水がないから。当時のイスラエルの民は荒れ野のような状況の中にあり常に飢え渇いていた。今でも多くの人たちが命の水を失い、荒 れ野の中にある。エレミヤは言った。「まことに、わが民は二つの悪を行った。生ける水の源であるわたしを捨てて、無用の水溜を掘った。水をためることので きない、こわれた水溜を」(エレミヤ2：13)。
私たちは自らを満たそうと一生懸命に努力するが、私の心は満たされず常に飢え渇いている。どうしてそうなるのか聖書は言う。それは生ける命の源である神を捨てたから。人は命の水を失ったとき、心は渇き砂漠になる。
そんな荒れ野に道が開かれ、渇いた砂漠に命の泉が湧いた。それは主イエスの十字架と復活の栄光によって「イエスは立ち上がって大声で言われた。渇いてい る人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れでるようにな る。」（ヨハネ7：37‐38）。あなたがどんな荒れ野にいようとも、あなたの心が砂漠のように渇いていても、主イエスを心から救い主と信じて受け入れる ならば、あなたの心に命の泉が沸き上がってくる。
そしてその命の泉はあなただけではなく、あなたの周囲にも命の湧水が流れ出て周りを潤していく、あなたの心の泉から十字架の愛が流れ出る。それが神様の してくださる新しい事です。このことは既にあなたの心に起き始めている。死んだラザロに出てきなさい、と主イエスが呼びかけて下さったように、今、あなた にも主イエスは呼びかけています。それを早く悟り十字架のもとにいき、命の水を頂きましょう。
