主日礼拝メッセージ                                                                                          2019年10月20日 

司令官ナマンの癒やしと救い
列王記下 5章 1-15節 (旧約p.583)
来間幸夫執事
        
      
  1.司令官ナアマンの紹介
イスラエルの敵国の話です。その敵国の司令官がナアマンでした。その司令官ナアマンは、いつも戦いに出ると勝利するから、アラム国では英雄でした。神さま は、このナアマンを用いられた。しかし、そんな司令官にも弱点があった。彼は、当時は、最も恐れられていた重い皮膚病を患っていたのである。

2.イスラエルの地から捕虜として連れてこられた少女
彼らはイスラエルの地から一人の少女を捕虜として連れてきてナアマンの妻の召使にした。この少女が、ある時、大胆に女主人に言った。「ご主人さまがサマリ アの預言者のところに、おいでになれば、その重い皮膚病を癒してもらえるでしょうに。」大変つらい悲しい境遇にある少女の言葉から、この癒しのストーリー が始まります。

3.司令官ナアマンの癒しと救い
女主人も、ナアマンも、拉致された少女の話に、しっかりと耳を傾けてくれたのですね!そして信じ、希望を持った。ナアマンは、数頭の馬と共に、戦車に乗っ て預言者エリシャの家に行った。ところが、本人でなく、使いの者に伝言を言わせた。「ヨルダン川に行って七度身を洗いなさい。そうすれば、あなたの身体は 元に戻り、清くなります。」余りにも無礼な対応に怒り心頭したナアマンであったが、家来たちの命を賭けた諫言に、心翻して、エリシャの言葉通りに、へりく だって、七度ヨルダン川に身を沈めた。その時、神の奇跡が起こった。
4.司令官ナアマンの信仰告白

「イスラエルのほか、この世界のどこにも神はおられないことが分かりました。」続いて礼拝生活に言及し、さらに職業についての問題に言及している。具体的 には、リモンの神殿での仕事について、神の人に二度赦しを求めている。ナアマンの悩みに対して、神の人エリシャは「安心して行きなさい。」と承認して下さ り、勇気づけられて、自分の国に戻った。           来間幸夫執事



 
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