主日礼拝メッセージ                                                               2022年07月24日

正直になろう」   
山岸 明牧師

エレミヤ書 17章9・10・14節(旧約1209)
「人の心は何にもまして、とらえ難く病んでいる。

誰がそれを知りえようか。」

   エレミヤは「人の心はとらえ難く病んでいる。」と言った。人の心もとらえ難いですが、自分の心であっても、とらえることは難しい、心は常に揺れ動き留まることを知らない。自分の心でありながら、コントロールができない。パウロもその事で苦しみました。「わたしは、自分のしていることが分かりません。自分が望むことは実行せず、かえって憎んでいることをするからです。」(ローマ7:15)頭で考える事と、心の思いが一致するとは限らない、いざとなると心の思いが優先してしまう。故に心がいかに大切であるか。「何を守るよりも、自分の心を守れ、そこに命の源がある。」(箴言4:23)ですから、病んでいる心をそのまま放置してはいけません。ではどうしたら良いのか?

1、主イエスのもとに行くこと
肉体が病むと病院に行くように、心が病んだら教会に行き、名医である主イエスに診てもらうこと。主イエスは「疲れたもの、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(マタイ11:28)と仰せられる。

2、主イエスに正直に告白すること。
自分にとって不都合なことも、不利になることも、正直に話すことです。主イエスは、「心を探り、そのはらわたを極めるのは、主なるわたしである。」と仰せ られる。主イエスはあなたが何を思い煩い、何を隠し、何に悩み、何に苦しんでいるのか、全部ご存知です。私たちが主イエスの前で正直に話すとき、既に癒し の治療が始まり、私たちの心を回復へと向かわせているのです。

3、主イエスに聞き従うこと。
主よ、あなたがわたしをいやしてくださるなら、わたしは癒されます。あなたが救ってくださるなら、わたしは数われます。」(14)「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る湧水が出る。」(ヨハネ4:14)名医である主イエスを信じること。そして、この方の与えるみ言葉(薬)を飲み続けること、病んでいる心を、傷つい心を、癒して頂きましょう。根底から心をつくり変えて頂きましょう。そして人生において最高の実を結んでいきましょう。