【主日礼拝メッセージの要約】 2008年2月17日
「キリストの恋人」
雅歌4章7節
「恋人よ,あなたはなにもかも美しく 傷はひとつもない」
【雅歌の呼びかけ】
『恋人よ,あなたはなにもかも美しく 傷はひとつもない』
聖書が大胆な表現で愛を告白していますが、この呼び掛け主は誰なのでしょう。言葉に幻惑されて想像を逞しくしてしまいますが、聖書の呼び掛けですから全能者なる神様か、神様がお遣わしになるお方キリストであられる筈です。ですから『恋人よ』と呼び掛けられるお方は『救い主キリスト』と知るのです。
【キリストの恋人】
それでは『主』が呼び掛けられる『恋人』とは一体誰のことですか。信仰者を含めて下世話な凡人共は想像を逞しくします。聖書の登場人物を配して脚色する暇人も輩出します。聖書の『恋人』はそんな浅薄なものではありません。結婚を確かな前提とする言葉です。そうですキリストの花嫁となるものへの呼び掛けであり、正に『恋人』とは『キリストの教会』です。
【呼び掛けの内容】
イスラエルでも『結納金』が規定され、最低で『銀50シケル』が規定されていた。否『教会』は主ご自身の『贖罪の血潮』で買い取られたのです。それ故に『なにもかも美しく 傷はひとつもない』と呼ばれるのです。加えて『恋人である教会』にご自身の『完全さ』と『栄光』『清潔』さらに『純潔』を着せられたのです。真っ赤な十字架の血潮によって、ドロドロに汚れた罪は雪よりも白くされたのです。故に『あなたは美しい』と。
【積極的な美しさ】
教会は単に純潔故に美しいのではなく、主の贖罪死により、『義』とされ『義の衣』『義の冠』を着せられたのです。雅歌4章1節には教会の美しさを強調して2回繰り返し『美しい』と重ねています。主が『仙川教会は最も美しい』と。面はゆいですか。感謝と誇りを持ちこの世に宣言しましょう。
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