【主日礼拝・要 旨】 2009年4月 19日
『主 の命令と約束』
山岸 明牧師
復活したイエス様が仰せになりました。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟
子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によってバプテスマを授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、
いつも、あなたがたと共にいる。」18-20
1、神の権威 人がどんなに大きな権威を持ったとしても、それは一時的なものでしかありません。死と共にその権威はなくなるのです。次の
世までその権威を持って行こうとする者もいますが、その権威は決して天に通用するものではありません。しかし、死を打ち破られたイエス様の持つ権威は死を
も超えて永続的であるばかりか、地上の世界はもとより天上の世界にも通用する権威なのです。「神は、この力をキリストに働かせて、キリストを死者の中から
復活させ、天においてご自分の右の座に着かせ、すべての支配、権威、勢力、主権の上におき、今の世ばかりではなく、来るべき世にも唱えられるあらゆる名の
上に置かれました。」エフェソ1:20-21
2、神の命令 イエス様がすべてにおいて最高の権威者であるならば、天と地のすべての者がイエス様に服従すべきなのは当然のことです。当然の事だから
と言って、皆がすぐにイエス様に服従するかと言うと、そんな事はないのです。だから、イエス様は私たちに「行って、すべての民を弟子にし」そして「洗礼を
授け、教えなさい」と仰せられるのです。地道な伝道を通して一人一人を弟子としていくことが神の御心なのです。
3、神の約束 神の全ての命令には約束が伴います。神の約束に信頼するということは神の命令に忠実になるという事です。不信仰は常に不従順としてその
姿を現します。私たちが神の命令に従わないとき、私たちは神の約束を信じていないのです。今、神は私たちに約束をしてくださいました。それはいつも、「わ
たしは世の終わりまで、あなたがたと共にいる。」20 わたしたちにとって、この約束の他に何が必要でしょうか?伝道は「狼の群れに子羊を送りこむような
ものだ」ルカ10:3と言われるほど辛いときがあります。しかし、死から復活され、天と地のすべての権威を与えられたイエス様が共にいて下さるのですか
ら、その約束を信じて従いましょう。
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