【主日礼拝 メッセージ】 2010年5月2日
私たちはいろいろな疲れを覚えます。例えば、趣味やスポーツなどで汗を流したりするほど良い疲れ。また、少し無理をしてしまったが一晩寝たら疲れがとれたという良くある疲れ。しかし、ため息しか出ないような疲れ、これは危険な疲れです。また、私たちはいろいろな重荷も負います。この重荷が私たちを圧迫し、時には人生の歩みをストップさせてしまう事もあります。
さて、問題は、私たちの疲れが癒され、私の背負いきれない重荷を降ろせる場所がどこにあるのかという事です。皆さんは、そんな場所をお持ちですか?神は仰せられました「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛(くびき)を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。」(11:28−29)
では、どうしたら私たちの疲れが癒され、安らぎを得られるのでしょうか。それは、イエス様のくびきを負い、イエス様に学ぶときです。「くびき」を負うとはイエス様の教えに生きることです。そして「わたしに学びなさい」とは、それは勉強することではなく、イエス様に従う事なのです。つまり、イエス様の弟子として、その教えに従うとき、あなたがたは本当の安らぎを得られると言われたのです。
何故ならば、イエス・キリストは柔和で謙遜な方だから、それは、神の独り子でおられる方が、罪人であるわたしの身代わりになって死んでくださった。この柔和で謙遜なイエス様の弟子として従うときに安らぎを得られるのです。パウロは言いました「私たちはキリストによって自由を得たのですから、奴隷の軛に二度とつながれてはならない」(ガラテヤ5:1) この世に人生を委ねるとき、それは、奴隷の「くびき」につながれてしまうのです。皆さん、私たちが人生を委ねるのは、神様だけです。今日、神様の招きに「ハイ」と素直に生きるとき、ためいきの人生から喜びの人生に変わるのです。
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