【主日礼拝 メッセージ(父と母に感謝)】 2010年5月9日
肉体の成長はあるところまで来ると止まりますが、心は年齢と関係なく成長し続けます。しかし、何もしなければ成長することはなく、逆に後退していきます。成長することは簡単ではありません。良い日もあれば悪い日もあります。しかし、成長することを諦めてはいけません。一歩後退しても二歩進めば良いのです。
初めに、私たちを後退させる原因は何でしょうか。それは自己過大評価です。私たちは神を信頼して新しい人生を出発しました。私には自分を変える力がないことを認め、でも、神にはその力があることを知り、神に委ねる決心をしました。ところが、物事がうまく行くと、自分の力でできる、自分の力で変わってきた、と勘違いをするのです。
「あなたがたは、それほど物分りが悪く、霊によって始めたのに、肉によって仕上げようとするのですか。」(ガラテヤ3:3)
次に、どうすれば後退を阻止できるでしょうか。それは一人では出来ません。私たちが逆戻りを防ぎ成長するにはサポートが必要です。私たちは時として自分の問題が見えなくなってしまう事があります。ですから、私たちは互いの鏡になり、互いの証しを聞き、体験談を分かち合います。そこで自分との共通点に気づき、励まされたり、悔い改めさせられたり、希望が与えられたりするのです。
最後に、私たちはしっかりと自己点検をする必要があります。「信仰を持って生きているかどうか自分を反省し、自分を吟味しなさい」(コリント(二)13:5)
まず体の点検です。頭が痛かったり、お腹が痛かったり、胃が痛かったり、それは何かを訴えている証拠です。疲れがたまっていたり、ストレスがたまっていないか、定期的に点検してみましょう。次に感情面の点検です。私は傷つき、疲れ、怒り、誰かを恨んでいないか、皆と平和にやっているだろうか、心配や恐れを抱いていないだろうか、そういう状態では物事はうまく行きません。そして、霊的な点検です。神様と自分の関係を点検します。私は神を信頼しているだろうか。神により頼んでいるだろうか。うまくいったことを喜び、失敗したことを告白しているだろうか。よく自分を点検しながら信仰の歩みをしましょう。
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