【主日礼拝 】 2011年7月10日
今日の私たちを取りまく環境はどうでしょうか。不安定な政治情勢、地震津波、原発問題、被災者達の避難所生活、節電に熱中症、解決していない年金問題、・・・何とかしなくてはならない問題が山積しています。とにかく、私たちは何か変わらなくてはならない、抜本的な変革がなくてはならないことはいつも感じています。でも、あなた自身が変わらなくては・・・と言われると、それは簡単には出来ないのです。
聖書の中で、イエス様は「良くなりたいか」(6)とおっしゃいました。言い換えれば、あなたは「変わりたいか」と言われているのです。でもその時、私たちは、「変わりたい」と言えず、言い訳をしてしまうのです。確かに世の中には変わって欲しいけれど、自分の生活パターン、自分の魂の根本的な問題を問われると、大変だし、心配だし、二の足を踏んでしまうのです。
『変わるのは怖いのです。今の生活を急に変える事はできません。もう少し努力して、自分の環境を改善してから、決心します。』 いいえ、そんな必要はありません。今のままの、ありのままの自分で、ただ、神さまに全てを委ねて歩み始めるときに、その時にこそあなたは劇的に変わる事ができるのであります。世の中が変わるのではなく、あなたは『変わりたいのか』と、私に、そしてあなたに、神さまはい
つも問い続けられています。
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